蜂の子で男性機能改善

蜂の子とは

蜂の子はミツバチやスズメバチなどのさなぎや幼虫で、古くから世界中で重宝される滋養食です。蜂の子はまず高タンパクで人間の体内で合成できない9種の必須アミノ酸すべてをバランスよく含む、質の高いタンパク源です。さらにビタミンC/B群といったビタミン類や、亜鉛やマグネシウムなどのミネラルも豊富です。
さて男性機能の維持・向上は生活や人生の質を高める上で大変重要な取り組みです。ここでは蜂の子がもつ栄養成分が精力アップや男性機能改善効果について焦点を当ててみましょう。

勃起不全(Erectile Dysfunction、ED)とは

正常な勃起では性的刺激、脳・神経による伝達、陰茎の動脈の拡張といった一連のプロセスがうまく作用することが大変重要です。それにはまず性的な刺激を受け取った脳や神経がその刺激を正常にペニスに伝達することです。そして刺激を受け取ったペニスの陰茎海綿体動脈が十分に広がり、勃起に必要な血液がしっかりとペニスに流れ込むことです。
他方、勃起不全ではさまざまな理由で神経や血管が正常に働かなくなり、性交時に十分な勃起やその維持が困難になります。完全に勃起ができない状態のほか、勃起しても途中で萎えてしまったり、勃起に時間がかかったりして満足のいく性交ができないといった場合もEDにあたるケースがあります。

EDの原因

EDの原因には男性ホルモンの減少、精神的なもの、病気によるもの、薬の副作用によるものが主となります。それぞれについて詳しくみていきましょう。

男性ホルモンの減少

男性ホルモンの一種、テストステロンが精巣で十分に分泌されないことが勃起不全の原因となります。テストステロンは勃起の際、脳と精巣との連絡役を果たす重要なホルモンです。その原因は一部の疾患を除いてそのほとんどが加齢によるものです。テストステロンは20代をピークに年齢とともに減少し40代以降になると目立って少なくなります。テストステロンの減少などの性腺機能障害は亜鉛欠乏と深い関連があります。一方、亜鉛が足りなくなると年齢的なものにかかわらず男性ホルモンの分泌量が減少することや精子の質や量が減退することが分かっています。

精神的なもの

EDの原因は家庭内不和やパートナーとのいさかい、経済的なストレス、過度の緊張、うつ、不眠、事故、職場トラブルなど家庭内のことから経済・社会的なことにも見出すことができます。このEDでは自分自身で原因に心当たりがある場合が多いので積極的にリラックス状態をつくり出す、ストレス耐性を高める、ストレス源を取り除く、といったことが重要です。生活習慣の見直しや食事、薬などで治ることもあります。しかし過去のトラウマや幼児期の体験、欲求不満、性に対する罪悪感といった抑圧された感情などが背景にある場合、治療が難航しがちです。いずれにせよ治療には本人の努力と同じくらい関係者の理解やカウンセリング、社会のサポートなどが必要です。

病気によるもの

EDでは加齢によるもののほか、病気や外傷などによる血管や神経の損傷、機能減退を原因として発症します。たとえば動脈硬化はEDと密接な関係があります。陰茎の中を動脈が通る以上、動脈硬化が進むと、十分な血液が陰茎に送られず必要な勃起を得ることができません。糖尿病、高血圧、脂質異常症、心疾患など血液循環に異常があればその分血管に負担がかかり、さらに動脈硬化が進みます。実際のEDではこれらの代謝異常が絡むことが多くあります。高カロリー・高脂肪の食事や塩分が高めの食事、喫煙や過度の飲酒の習慣も同様の理由からEDの原因となるため注意が必要です。
ほかにも脳腫瘍、脳外傷、アルツハイマー病、パーキンソン病といった脳疾患や、前立腺肥大症、前立腺炎は性的刺激を伝える神経を傷つける可能性があります。また前立腺がん、膀胱がん、直腸がん治療などで骨盤内に近い臓器を切除することや、骨盤骨折や脊椎損傷などの外傷も陰茎海綿体近くの神経を傷つけるおそれがあるため注意が必要です。
この種のEDでは過去の治療経験を踏まえた上で医師に相談することが不可欠です。

薬の副作用によるもの

EDには一部、薬剤の副作用によるものがあります。いずれの薬剤も勃起と関係の深い脳や神経、血液循環に作用するものです。神経系のものでは鎮痛剤、抗けいれん薬、麻酔薬、向精神薬などがあります。循環器系では降圧剤、血管拡張剤、不整脈治療薬など。そして消化管系薬剤では消化性潰瘍治療薬などです。関係する薬剤はほかにもまだあるので、何かの薬を飲んでED症状が疑われた場合はすぐに医師に相談することをお勧めします。

蜂の子で勃起不全を改善

ED治療は手術や器具の使用、ホルモン療法、ED治療薬、心理療法と多岐にわたります。しかしいかなる治療を行うにせよ症状の根本原因を見極めた上で神経や血管の健康や精神衛生によいバランスのとれた食事や規則正しい生活習慣を心がけることが大前提です。毎日の食事に蜂の子の栄養成分を取り入れることで勃起不全の改善が期待できます。薬ではないのでもちろん副作用もありません。ここでは蜂の子の各種栄養素がもつED改善効果についてみてみましょう。

蜂の子で血行を促進

蜂の子は陰茎海綿体動脈を広げて血行を促す栄養素を豊富に備えています。
まず陰茎の血管が広がるのは血管の内皮細胞がつくり出した一酸化窒素によるものです。蜂の子のアミノ酸、アルギニンは一酸化窒素を合成する際に必要です。
蜂の子のビタミン類にも注目です。ビタミンB1・B2、ナイアシン(ビタミンB3)、パントテン酸は(ビタミンB5)はは毛細血管を広げて血流をよくする働きがあります。
蜂の子の豊富なマグネシウムは血管を拡張して血流をよくする効果があります。

蜂の子で男性ホルモンの分泌をアップ

蜂の子は勃起を促す男性ホルモンの分泌に必要となるミネラルが豊富です。特に蜂の子の亜鉛は精液の質や量のコントロールや、テストステロンの合成に欠かすことができません。30~40代以降、特に男性ホルモンの減少が著しい年代となるため亜鉛の補充は不可欠です。

蜂の子で精神を安定

蜂の子のアミノ酸やミネラルで精神不調の改善が期待できます。必須アミノ酸のトリプトファンは神経伝達物質のセロトニンの合成を促し、ストレスを緩和します。さらに蜂の子の亜鉛はストレス耐性を高める神経伝達物質セロトニンの合成をサポートします。セリンはストレス耐性を高める神経伝達物質ホスファチジルセリンの材料になります。これらの栄養素はトラブルで高ぶった脳をリラックスさせEDの原因となっている問題に本人が忍耐強く前向きに取り組むことを可能にします。

蜂の子で動脈硬化対策

蜂の子は陰茎の動脈硬化を予防し勃起に必要な血流を循環させる効果があります。蜂の子のアミノ酸であるメチオニンやタウリンには血中のコレステロールを燃焼させる作用があります。これらの作用によってコレステロールが血管壁に付着することを防ぎます。蜂の子には脂肪やコレステロールの代謝に有効なビタミン類が豊富です。ビタミンB1、ビタミンB2はそれぞれ糖、脂質をすばやくエネルギーに替える上で重要です。ナイアシン(ビタミンB3)やパントテン酸は(ビタミンB5)は悪玉コレステロールを取り除くことで血管壁が厚くなるのを防ぎます。

蜂の子で血糖値をコントロール

蜂の子は血管壁を傷害するおそれのある高血糖を改善し、動脈硬化のリスクを減らすことができます。蜂の子の亜鉛は血糖値を下げるホルモンであるインスリンの材料です。インスリンは血糖の適切にコントロールして血管への負担を軽くします。蜂の子のマグネシウムにはインスリンが正常に働くことをサポートして血糖を調整し血管への負担を軽減する効果が期待できます。

蜂の子成分で治療の土台づくりを

何らかの薬を飲んでED症状が疑われた場合はすぐに医師に相談することが重要です。
一方で、勃起を障害する動脈硬化や心身の不調は生活習慣の見直しや適度な運動によって改善することもあります。症状が重度でない場合、できるだけ薬に頼らない食事バランスや生活習慣の組み立てを意識することも意識するとよいかもしれません。医師との相談の上、理想的な栄養成分の組成をもつ蜂の子を取り入れることで薬剤への依存度を深めない治療の土台をつくることが期待できます。

まとめ

勃起不全の原因は個人によって実にさまざまです。医師との相談の上、しっかりと原因を見極め、それを取り除くことが重要です。蜂の子はさまざまなケースの勃起不全を改善する栄養素をバランスよく、かつ豊富に含みます。勃起不全で悩みを抱えている方は再びかつての自信を取り戻すためにぜひ蜂の子をお試しください。

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